親の建てた家が都市計画で移転を余儀なくされました。代替地へ家を建てることになったのですが、息子である私が建てることになりました。親には新築の為の費用が支払われたので、建築費用に回ってくるものと思っていましたが、息子に対する教育の積りか、老後に備えて貯めこんでいるのか全く資金が回ってきませんでした。
土地のあるところへ自分で建てるので注文住宅となります。ハウスメーカーの担当者には何度も足を運んでもらい打ち合わせをしました。私の仕事は営業マンで、日々沢山のお客様のお家に訪問する機会があり、漠然とこんな家が良いな、こんな間取りが良いな、この部分はちょっと考えたいなというところがありましたので、担当者にはそれを率直に伝え相談しました。担当者もそれはおかしいとか、それはスペースが足りず無理ですとか、きちんと出来ない事を判断出来て言ってくれる人だったので良い家が出来上がりました。
普通に無い、私のお気に入りは2階のシャワールームです。朝仕事や遊びに出かける前に一回の浴室に行かなくても、寝起きにそのままシャワーが浴びれる手軽さが気に入っています。
トイレも快適な空間になるように十分幅を取り広くして、ゆったりくつろげるようにしました。庭には枇杷と2本の柿の木を植えて初夏には枇杷を、秋には柿を収穫して楽しんでいます。今は大きくなった枇杷と柿の木を庭で見上げると心が豊かになってきます。