うちの家のこだわりポイントは、リビングとキッチンの間の格子状の壁です。
これは母親のワガママがきっかけでできた壁です。
「お客様が来た時に散らかったキッチンを見られるのが嫌。」
「独立型のキッチンがいいけど、独りぼっちでキッチンにいてリビングの様子が分からないのは嫌。」
こんなワガママ具合です。
それを聞いた建築士さんが、キッチンとリビングを仕切る壁を格子状にするという方法で解決してくださいました。
格子状とは言えキチンと仕切られた空間なので、お客様からの目線も気になりません。
しかし気配はしっかり感じることができるので、リビングでのお喋りに参加することも可能です。
母親はテレビを見ながらや会話に加わりながらお料理ができるようになり、キッチンでの作業が楽しくなったようです。
また私も、リビングにいながら母親の様子が分かるようになり、手伝いがしやすくなりました。
たった壁一枚の違いですが、この壁のおかげで家族みんなが楽しく暮らせています。